「月のステップ 鏡の秘め事」完結しました。
最後までお付き合いいただいた上に、ここにまで目を通していただいてありがとうございます。

考えていたよりも随分と時間がかかってしまいました...!
もっとさくさく進めることが出来ると思っていたのですが、そうはいきませんでした...。
現代の女の子と室町の久々知が繋がる、というお話を書きたくて始めました。
完全に私の趣味丸出しの話しだったのですが、皆さんから嬉しいお言葉をいただいて楽しみながら書くことが出来ました。 ちょっと時間がかかりすぎて当初書こうと思っていたネタを入れることができなかったりもしたのですが、とりあえず書きたいシーンを書くことが出来たので満足です。

あ、それと最後に少しだけ...
23話で久々知が主人公の鏡を見せてもらって驚いているところがあるのですが、あれは 自分が持っている鏡とまったく同じものを主人公が持っていたことに久々知は驚いたんです。
自分が持っている鏡と同じ部分に傷が入っているのを発見したことで、今持っている自分の鏡を未来で生きる主人公が持っていることに気づきました。
同じ鏡だとわかったので、久々知は鏡面を外して文字を彫ったということです。 室町時代で出来た傷が未来でもあるのなら...ということで鏡面に文字を入れました。
本編のほうできちんと説明することが出来ればよかったんですが、あまり説明しすぎるのも不自然だな...と思ったので このあとがきで説明させてもらいました。

長期間付き合っていた連載なので、愛着のある話になりました。
それでは最後までお付き合いいただきありがとうございました。



(20150125)